沖縄においてウコンの歴史は古く琉球王府が、砂糖とならびウコンにも専売制度を布いた1600年代までさかのぼりますが、それ以前から沖縄在来の品種があったとも考えられており、昔から民間では薬草として珍重されていました。
沖縄県では2007年に琉大ゴールドと名づけられた新しい品種のウコンが琉球大学農学部付属亜熱帯フィールド科学教育研究センターの開発により、沖縄の新しいブランド農産物として発表され大きな話題となりました。
この琉大ゴールドは根茎を割ると鮮やかな濃いオレンジ色をしており、沖縄在来種にくらべ20倍以上のクルクミンが含まれており、根茎がかなり太く収量も高いなど、すばらしい特長があります。しかも根茎の外観からも豊富に含有されるクルクミンの濃いオレンジ色が見てとれるほどで、根茎全体に及んでいることも在来種との大きな違いです。
農林水産省に品種登録を出願中の琉大ゴールドは、10年以上にわたる研究と品種改良により、現在において国産の秋ウコンの中では最高品質を誇っていますが、世界の中でも類を見ない品種性能だと考えられます。
2007年に新品種として発表されてから6年目の今年、2013年2月29日付けで正式に新品種として農林水産省に登録され、3月12日にプレスリリースされたばかりです。
これからは沖縄をはじめとする海外のウコン生産者との交流、農業振興や、沖縄県の推進するバイオ産業の振興にも大きな利益をもたらすといわれており、いっそうの研究と開発が進められていきます。