ウコンはショウガ科の多年生植物で50種類以上あるとされています。中でも白ウコンとはあまり知られていません。紫ウコンと間違って紹介されることもあります。
別名ハナショウガとも呼ばれるらしいのですが、ハナショウガであれば日本国内での栽培事例は少なく、沖縄県で観賞用として栽培されている程度の希少種です。ハナショウガといっても食用のショウガとは全く別物であり、苦いために食用とされていません。
近年、ハナショウガの主要な精油成分としてゼルンボンが、かなり大量に含まれていることがわかってきており、ゼルンボンの科学的な研究がすすめば医薬品などへの応用が期待されているようです。
白ウコンはあくまでも俗称なのでショウガ科のどの品種を指しているのか厳密では不明ですが、ハナショウガであれば赤くきれいな5センチほどの松かさの様な形の実(花頭)をつけることから、観賞用として栽培されることはありますが、海外ではその実の液体をシャンプーの代用品としたり、飲用することから、ワイルドジンジャーとか、シャンプージンジャーと呼ぶ地域もあります。
国内の有名健康食品メーカーが白ウコンという商品を粉末で販売していますが、ガジュツと明記していることから、紫うこんの英語名であるホワイトターメリックを直訳して商品名とした可能性があります。
ガジュツとハナショウガは区別されるべきもので成分も全く違います。商品名としての白ウコンは確認できますが、ガジュツ以外に植物学上の白ウコンという名前は見当たりません。